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2008.01.17 (Thu)

海の底

海の底
海の底
  • 発売元: メディアワークス
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2005/06
  • おすすめ度 4.5


内容(「BOOK」データベースより)
横須賀に巨大甲殻類来襲。食われる市民を救助するため機動隊が横須賀を駆ける。孤立した潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ少年少女の運命は!?海の底から来た『奴ら』から、横須賀を守れるか―。



1月16日読了

【More・・・】

巨大甲殻類VS人間、というすごい設定の本。
下手をするとこういうのは陳腐で現実味のない話になってしまいそうですが、さすが有川さん、全く問題ありません。

設定は設定ですが、実際はその巨大甲殻類によって潜水艦という場所に閉じこもることを余儀なくされた少年少女と青年2人の心の在り様、人間関係、成長がメインかなと、思います。
前評判通り、確かに夏木と冬原は堂上と小牧っぽいな、という感じ(´▽`*)
(比べてしまうと、ぽいな、というか、割とまんまかなという感じもしますがー。)
夏木の視点での心理描写がほぼメインなので、望の頭を撫でているシーンとかは「あー堂上が郁の頭を撫でるのもこういう気持ちだったのかねえ」と思ったりとか。

生理というのは、こういう状況でなったら本当に大変だろうなと…。私も緊急事態時の生理はどうしたらいいのか、割と毎月のように思うのですが…。(下世話な話で申し訳ありません)
しかも望の場合、まわりはみんな男。これは辛い。読んでいて私まで辛くなってしまいました。

ただ登場人物が多く、子供たちだけでも10人以上。これはもう少し少なく、その分もっとメインの人物を掘り下げてもよかったんじゃないかなーとは思います。
また図書館戦争シリーズのときも若干思ったんですが、家族問題はすこーしばかり安直…か な?と。
ただ有川さんはそれを補って余りある勢いがあるから読ませてしまうんですよね。
「でもそんなの関係ねえ!」といえてしまう感じの。

怪獣VS人間というアクション部分も、警察側のやり取りも最後まで綺麗にまとまっていた。
というか、読み始めて20ページぐらいで本を放棄したくなりました。巨大ザリガニと人間が食われてしまう描写に本当に気分が悪くなってしまいまして。あのー、だめなんです、化け物って。少年マンガのブリーチとかも3巻でギブアップしてしまったくらいのダメ具合で。
面白かったんですが、こういう怪獣ものは苦手かも、と思いました。あ、普通は平気だと思いますよ、この本の描写は!

勿論ほんのり甘い恋もあったりで、一粒で三度おいしい作りの本ですネ。
実は、最後で冬原は死ぬと思い込んでいて(´▽`*)、読みながら「あーこいつ死んじゃうんだよなあ」と勝手にしんみりしてました(ひどい思い込み)
「お前まで艦長の死を無駄にするな!」みたいなことを叫び殉職しそうだ・・・(ノД`)シクシクと。
本当にひどい読者です。ごめんなさい。
夏木と冬原には「クジラの彼」でも会えるようなので、そちらも楽しみです。

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