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2008.01.14 (Mon)

図書館革命

図書館革命
図書館革命
  • 発売元: メディアワークス
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2007/11
  • おすすめ度 5.0


出版社 / 著者からの内容紹介
正化三十三年十二月十四日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入、そして…。極上のエンターテインメント『図書館戦争』シリーズ、堂々の完結編。



1月14日読了

【More・・・】

終わっちゃった・・・・
というのが、読了直後の感想。

今回は、一冊通してひとつの話。
突如日本を襲ったテロ。その手口はある本と酷似していた。
そこに良化委員会がつけ込んできて・・・・

最終巻だけあって、非常に内容の濃い一冊でした。
かじりつくように読み、中盤から後半にかけてのガオオオオオという勢いと内容に私も「おおおおおおおお!!」とハイテンション、ヒートアップ、高らかに汽笛を上げた。読み終えた瞬間に我に返り、もしかして読んでる途中に奇声あげてたりしなかったかしら…と不安になったくらい。(あんまり集中して読むとそう思ったりしませんか)

初っ端から甘い甘い、砂糖を入れすぎて溶けないまま沈殿してるドロドロなカフェオレを飲んでいるようなデート。
しかも堂上は前巻までよりずっと余裕の見えるストレートな態度で、郁がアワアワ踊ってる感じ。
なんかもーとにかく明らかに「俺はお前が好きだぜ!」的な態度で接しているわけで、なのに
159ページで「脈があるからの行動なのか上官としての行動なのかわからない」とかね、もうね、阿呆かと!!
普通の上司はいくらバカップルを演じる仕事の作戦だからって、繋いだ手をコートのポケットに入れて歩いたりなんてし・ま・せ・ん!
ましてや作戦でもないのに手を繋いできて指絡めてくるなんてことは更にあ・り・ま・せ・ん!
甘甘ベタベタ大すきな私もさすがに「あほかー!!!」と叫びました。

当麻を大使館に駆け込ませるための攻防はまさに手に汗握り読み進めた。
堂上が被弾してからは郁ひとりの護衛で大阪まで行かなければならない。もうね、感動しました。入隊当初は考えられなかった成長ぶり。よくやったよ郁!と。
えー私も郁同様、若干キャラ読みするので、未来企画と図書館と良化の関係とか正直よくわからんまま強引に読み進めた所もあったんですが(この話に限っては、そういったことがよくわからんでも読めるだろうと勝手に踏んでたので)、充分面白かったです。

柴崎と手塚の関係も前進。しかしこっちは大人~(?)な感じになるかなーと思ってたら意外と郁たちとそう変わらないくらい手塚が純情で苦労しそうだなーという感じ。
郁と堂上の「物語のその後」のお話は、既に結婚済みの2人、ということで。こういう話ってあんまり未来には触れないまま終わるのが多い……と思ってたので、結婚しちゃったのか!と若干驚きました。
時が巡って、今度は郁が教官。そうして図書隊が役目を終えるまで、ずーっと続いていくんだなあと、感慨深く思いました。

久しぶりに、手放しで「面白かった!!」と言える作品を読むことができました。
あーもー大すき。
起こることも恋愛もベタベタなんだけど、ベタがベタなのは、それが面白いと多くの人が思ったからこそベタになったんであって。
勿論、ベタだろうとなんだろうと面白いものは面白いしつまらんものはつまらんし、本の感想なんて主観に拠るものだから私としては有川さんすげー!という一言に尽きます。
少女が憧れていた王子様が実は身近にいて、それに気がつかないからすったもんだするんだけど、知らなくても少女はかつての王子様にちゃんと恋をする。
私のことを好きなのかしら、嫌われてないかしら、と悩み戸惑いそれでも一途に彼を想う。
少女と青年の一喜一憂にもどかしく悶えつつ読む、というのがどういうわけだか面白い。ひとつひとつが見事にツボを抑える。(私の)
でもベタベタなのに、こういうベタベタな話って小説であるか!?私はこういう話がもっともっと読みたいぞおおお!
そして、さらっと扱われる、重いテーマ。正直、ちょっと設定に無理があるというかここ変だよね?と思いながらもそんなの関係ねえ!と読めちゃう素敵さ。
(あ、すいません、もっと正直に言うと、SFとはいえ戦争を扱っているんだから主人公である郁が被弾してしまう、というシーンもあってもよかったんじゃないかなというか、そういう話も大好きだ!)
あー番外短編集とか出ないかな。郁と堂上のお付き合いとか手塚と柴崎とか毬江ちゃんと小牧とかの小話が読みたい…。なんてこんなラストで贅沢ですかね。
とりあえずもう一度一巻からじっくり読み直したいと思います。

面白きことは良きことなり!
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EDIT  |  03:01  |  あ行 有川浩  |  TB(0)  |  Top↑

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