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2008.05.18 (Sun)

馬上少年過ぐ

馬上少年過ぐ (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 620
  • 発売日: 1978/11
  • おすすめ度 4.5



5月17日読了

【More・・・】


歴史上の人物になった人を思うとき、私はいつも、何か切ないような気分になります。
それは、どんなに資料・史料を読んでも、小説を読んでも、「本当は」どんな事件だったのかとか「本当は」どんな人だったのかという生身のことを知ることは出来ないからでもあり、また、歴史上の人物云々とは関係なく、既に亡くなった人だからだということでもあります。
歴史小説を読んだあとに、博物館や図説などでその人物の直筆の書状を見たりすると、ああ本当に生きていたんだなあと感慨深くなると共に、やはり切なくなります。

表題作である「馬上少年過ぐ」は、遅れてきた英雄といわれる伊達政宗の話。
「馬上少年過ぐ」という詩のなかの一節を、彼はどのような想いで綴ったのか。
奥羽の覇者となって間も無く、秀吉への服従を余儀なくされ、秀吉亡き後は家康とのラインの更なる強化という巧みな外交で死線をかいくぐって伊達家を存続させた伊達政宗。
中央進出を狙っていた彼が、いったいどんな考えや気持ちを持って秀吉・家康のもとにいたのか、
そして「馬上少年過」ぎて、「楽しまざるをこれ如何せん」と書いたとき、どんな心境だったのか…。
なにぶん、この人は演出が過ぎる感があるので、私なんかにはよくわからないのですけれども、
その「わからない」が、「知りたい」と思うことに繋がっています。
わからないから、知りたいし、分からないからより魅力的な人物に思えるのかもと思います。
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